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妊娠初期:妊娠と病気
不妊の悩み、妊娠による身体の変化など、妊娠0〜4カ月に気になる情報がいっぱいです。
甲状腺と出産
甲状腺機能亢進症と診断され、治療を続けています。妊娠に関して、なにか問題はあるのでしょうか?
甲状腺機能亢進症の場合、治療により甲状腺機能が安定していれば妊娠は可能です。薬をきちんと飲んで、甲状腺ホルモンを上手にコントロールすれば、特に問題はありません。薬の影響を心配する人もいますが、甲状腺ホルモンを不安定にすることの方が、胎児のことを考えると心配です。このため、日頃からこまめにホルモンチェックをする必要があります。妊娠する前に発病しているのであれば、かかりつけの医師とよく相談することが大切です。
子宮筋腫と出産
妊娠中に子宮筋腫との診断を受けましたが、無事に出産することができるのでしょうか?
子宮筋腫ができている位置や大きさにより、いろいろなタイプの筋腫に分けられます。妊娠できたのであれば、出産することは十分に可能でしょう。基本的に、妊娠中は筋腫の手術を行わないケースが多く、経過を見るだけにとどめます。その際、状況が悪化すれば、入院して治療することになります。よほどのことがない限り、妊娠中に手術することはないでしょう。やむを得ず手術が必要となった場合は、高度な手術の技術を持った医師により妊娠中の子宮筋腫核出術が可能です。また、子宮筋腫が原因で、胎児の成長不良や出血しやすいなどの症状はありませんが、筋腫の場所によっては帝王切開による出産というケースも考えられます。
喘息と出産
生まれつき喘息の症状があるのですが、無事に出産することはできるでしょうか?
妊娠中、重度の発作を抑えるように努めれば、出産は十分に可能です。喘息予防の薬の継続使用や、妊娠中に発作が起こった場合については、かかりつけの医師と相談のうえ、発作を押さえるような治療を行ってください。喘息の発作が起こる時期は、妊娠後期の前半頃が多く、臨月に入ると発作は治まる傾向にあります。また、喘息を理由に帝王切開で出産することはありません。
卵巣嚢腫と出産
妊娠14週のときに受けた診察で、卵巣が腫れていると言われましたが、このまま大きくならなければ問題ないと言われました。出産に影響はないのでしょうか?
妊娠初期に見られる卵巣の腫れはホルモンの影響によるもので、黄体嚢胞(おうたいのうほう)と呼ばれます。黄体嚢胞は、妊娠の維持に必要なホルモンを十分に分泌するために卵巣の黄体と呼ばれる部分が大きくなってできますが、胎盤からホルモンが分泌されるようになると徐々に正常大に戻っていきます。ほかに卵巣に水や粘液が溜まり、拳のように腫れてしまう卵巣嚢腫という病気もあります。この場合、妊娠に伴う急激なホルモン変化で腫れる場合が多いので、すぐに手術などは行わず、様子を見るようです。大部分は、妊娠16週週頃までの間になくなりますが、腹痛などの症状が現れたらすぐに受診してください。
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