「子育て」の状況は、子どもの数によって変わってきます。お子様の人数をお伺いしました。 1人という方が1108名中694名、63%いらっしゃいました。2人が360名で32%、3人が48名で4%、4人以上が6名で1%となりました。
お子様の年齢をお伺いしました。0才が最も多く38%いらっしゃいました。そして1才(26%)、2才(25%)、3才(18%)、4才(14%)と順に少なくなり、6才以上(11%)、5才は7%となりました。 お子様の人数と年齢から考えると、「お子様は1人で0才〜2才」という方の割合が多いようです。また、「お子様が2人で上の子は3〜5才、下の子が0〜2才」という方も多くいらっしゃいました。
ずばり「子育てがつらい」と感じることはありますか?という質問です。経験上、100%に近い方が「はい」とお答えになるのではないかと思いきや… 88%と大多数の方が「ある」とお答えになっていますが、「ない」とお答えの方も12%いらっしゃいました。
一番「子育てがつらい」と感じたのは「0才」が圧倒的に多く、44%いらっしゃいました。子育てがはじめてで、24時間営業のお世話。子どもとのコミュニケーションがとりにくいというのも、その要因かもしれません。 次いで多いのが「2才」で24%。自我が出始めて、それを制御するのが難しい頃なので、魔の2才児とも言われますね。 そして、1才(18%)、3才(8%)と続きました。
「子育てがつらい」と感じるのは、どのような時かお伺いしました。 他を引き離して一番だったのは「自分の体調が悪いとき・眠いとき」(75%)でした。「子育ての環境」について論じられることも多いですが、「つらい」と感じるのは「自分の体調が良くないとき」という結果でした。前問で多かった「0才」の時期は、「産後」で体が疲れやすく、「3時間おきの授乳で眠れない」という状況が重なり、「つらい」ことが多いのでしょう。 次に多かったのは「子どもが言うことを聞かないとき」(56%)。例えば、夜泣きで眠たい中抱っこし続けたり、スーパーで「おやつがほしい」と泣かれたり。一日中頑張っているからこそ、こういう場面で優しい言葉をかける余裕がなくなってしまうのでしょう。 3番目には、「夫が協力してくれないとき」(30%)でした。状況は家庭により様々ですが、子どもの世話で精一杯の時期には、夫が自ら手助けをしてくれると、普段の100倍ありがたく感じ、ママの心もかなり軽くなるもの。ぜひ積極的に協力してほしいところです。 そして「仕事や家事と両立できないとき」(22%)、「子どもが病気のとき」(19%)、「相談相手・話し相手がいないとき」(18%)、「子育てのやり方について文句を言われるとき」(18%)、「上の子と下の子の対処がうまくできないとき」(14%)、「子どもの発育・発達について指摘されたとき」(9%)と続きました。
「子育てがつらい」と思うのはどうしてか?をお伺いしました。 一番多かったのは、「自分の趣味や休息の時間が持てないから」で63%いらっしゃいました。中には、子育て時期には「一日中家にいるんだから」と思う方もいらっしゃることでしょう。この閉塞感は経験してはじめてわかることですが、特に初めての子育てでは、子どもに対する責任感と目が離せない緊張感を抱えながら、やらなければならない家事やお世話。トイレにいる時さえゆっくりできない。ホッと気の緩む時を持てない毎日はつらいものです。 次に多かったのは、「自分の感情をうまくコントロールできないから」(58%)でした。自分が全力で子育て・家事をしている中、それを認めてもらえなかったり、思うようにならなかった時。子どもに対して怒りをぶつけてしまったり、泣かせてしまったりすることがあります。後で猛反省。でも感情をコントロールするのは、なかなか難しいことです。 そして、「育児やしつけで分からないことが多く自信がない」(22%)、「子どもにこうなってほしいという想いが強すぎるから」(19%)、「夫が子育てに協力的でないから」(17%)、「社会からの疎外感、子育てだけで終わってしまうあせり」(17%)、「ママ友や実母・義母との付き合いがうまくいかない」(9%)と続きました。
私が発熱し喉も痛く体調が悪い時、トイレトレーニングを始めていた娘(1才半)の寝かし付けを夫に頼みました。熱で朦朧とした頭で娘の呼ぶ声が聞こえ目を開けると「ママ・・・うんち」と私の枕元で泣く娘がいました。 「パパは?」と聞くと「寝ちゃったの」と。起き上がれなかったので「パパ起こしてもいいんだよ」と、娘に言うと、「うん」と頷いて夫の元へ。開けたドアから聞こえた会話が、娘「パパ・・・うんち行きたいの」夫「ん・・・ママに言いなさい」・・・絶句でした。そのまま夫の横で泣いている娘の元へフラフラしながら行き、トイレに連れて行くと「治まっちゃった・・・ごめんなさい」と娘が謝りました。直ぐに私が連れて行ってやれば良かったと本当に後悔しました。仕事の疲れもあったのかもしれません。でも、これから絶対病気にはならない!夫を当てにしない!と決めました。夜泣きの時も起きてくれた事はなく、正直非協力的な夫との離婚も本気で考えたほどです。
お友達と遊ぶことが大好きな2才の息子。まだ強さの加減や年齢の区別も付かないので、小さい子や義父母に対しても、体当たりや頭突きをしてしまい、一日中謝る日々が続いています。義父母とは同居しているので「今までこういう子どもは見たことがない。」と言われたり、主人の姉の子ども(4才、2才)ともよく比較されます。普段主人とは会話が出来ないので、休日に溜め込んでいたものを相談し、私が泣いてしまうと、「俺と子どもの前で泣くなら一人の時に泣け!」と怒鳴られてしまいました。実家の母はすでに亡くなっており、父と兄は仕事で忙しくなかなか連絡もつきません。私はやっぱり一人なんだ…という疎外感が常にあり、悲しくなります。
2人目を出産後、すぐ自宅に戻り、育児も家事も全て一人でしていました。上の子が男の子だったので、外で遊びたい盛りでしたが、下の子が新生児で外に出せず、昼寝も度々起きるので離れられません。上の息子のストレスはどんどんたまってギャアギャア泣くし、あたしはあたしで産後で体が戻っていないのとストレスと疲れなどが重なって…「上の子がもう少し聞き分けが出きる年齢だったら良かったのに」「離れる時間が無いと、あたしも息子もダメになる」と号泣したことがありました。翌年には息子は幼稚園へ通いはじめ、年齢的にも4才になったので聞き分けがよくなり、離れる時間に家事もできたので、今は安定しています。
私のストレスが一番ピークだった時期に、子どもがぐずったりすることにうまく対処できず、時々平手で叩いてしまうことがありました。ちょうど子どもは自己主張をするようになってきた時期。素直に私の言うことを聞き入れてもらえないことに、よく腹を立ててしまっていました。同じことを繰り返している子どもに「叩くよ!」と言うと、子どもが泣きながら「うん」とうなずいたことがあったのですが、自分のストレスを良くない方法で子供にぶつけていることをはっきりと感じ、大泣きしている子供を見ながら私も泣いてしまいました。
ミルクと母乳の混合で育てていましたが、生後3カ月になったときに急にミルク嫌い(哺乳瓶嫌い?)になってしまい、それが1カ月近く続きました。泣き喚いてミルクを嫌がり、でも母乳だけでは足りなくて、さらに泣く我が子・・・この状態がどれだけ続くのかわからない不安でいっぱいになり、私も一緒になってポロポロ涙をこぼす毎日。たくさんの人に相談しましたが、どの人も「時期が来るまで仕方ない」と言われ、意気消沈していました。ある日突然、哺乳瓶を受け入れるようになってくれた日のことは今でも鮮明に覚えています。うれしかったなぁ〜。
主人の帰りが遅く、ほぼ一人で育児をしています。二人目が生まれてから二人を一人でお世話するのがつらいことがあります。どうしても上の子に我慢させたり怒ることが増え、「なんでできないの」「どうしてそんなことするの」ばかり言ってる気がします。私が怒っても、子どもはおちゃらけてばかり。まともに聞いてくれないのでイライラがエスカレートしてきて大きな声で怒ったら、急に後ろを向き消え入るような声で泣きながら「ママ、さみしいよ」と一言。私はどうしたらいいのか、どうやって子育てしたらいいのか、わからなくなってしまいました。
アパートの2階に住んでいます。あまりバタバタ走ると迷惑だから、いつも数え切れないほど言い聞かせているのに、すぐに忘れてドスンバタンとうるさくします。それを注意してもギャーギャー騒いでいて全く聞いていないし、聞いていても無視。そこへきておもちゃをすごく散らかしているので片付けるよう言うと、なかなか片付けない。でも私はご飯を作っていたり、家事をしているから手が離せない。となると、かなりストレスがたまり、つらくなります。
「子育てがつらい」と感じた時の解消方法を教えていただきました。 一番多かったのは「子どもが寝ている間に、自分の時間を持つ」(50%)でした。体が疲れていたり、時間を作るのも簡単ではないですが、「自分の時間を持つ」ことで気持ちが充実し、その結果他を思いやる心も深くなっていくのかもしれません。次に「公園・買い物など子どもを連れて気分転換に外出」(41%)と「実家の母親や義母に協力してもらう」(41%)が並んで続きました。「日光を浴びる」「歩く」ことも、手軽に気分転換できる方法なのでしょう。また、経験のある母親・義母に手伝ってもらうことで、心の余裕ができるようです。 そして、「お菓子やお酒で発散」(35%)、「友達に会いに行く・来てもらう」(24%)、「夫に子どもを預けて外出する」(24%)、「友達にメールをする」(23%)、「イベント・サークルなどに、子どもと一緒に参加する」(15%)、「インターネットの掲示板などに投稿」(13%)と続きました。
子育て中だし、家に居るから別にいいや!と、自分にはお金を掛けず、お洒落をしないでいました。が、次第に精神的に不安定になり、うつ気味に…。自分をコントロール出来なくなり、泣いてばかりいました。そんな私に主人も困り果て、優しくしてくれるどころか、仕事の疲れもあって、暴言を吐かれる始末。悲しくて苦しくて悲惨な3カ月を過ごしました。でも、「このままではいけない!」と決意し、家族との外出を中止して、主人に子どもを見てもらい、約2年ぶりの美容院へ出掛けました。カット、パーマ、カラー、ヘッドスパ、スペシャルメニューで大奮発しました。カフェ感覚で珈琲をいただきながら、何冊も雑誌を読み、頭皮のマッサージ。至福のひとときでした。約6時間後帰宅した際、「ありがたみがわかった」、「こんなに大変だとは…」と労ってもらいました。 「子育てがつらい」のではなくて、周囲からの評価(特に主人からの)が低いとモチベーションが下がります。普段の何気ない一言。「ありがとう」「美味しいよ」「キレイだね」「かわいいよ」その一言でどれだけ頑張れるでしょう。ですから私は主人に、感謝の言葉を伝えるようにしています。「あなたに愛されて幸せよ」と。自分に暗示をかけるのか、今本当に幸せと思えます。主人も優しくなり、夫婦生活も戻りました。
ぜんぜん興味がなくても、一時保育つきの無料講習会を探して参加して、ぼ〜っと講演を聞いていたり、ものを作ったりして発散していました。子どもが人見知りの時期は、講習会に参加しても私から離れなかったのであまり発散できませんでしたが・・・。あとは、子育ての愚痴をママ友に言うのは嫌だったので、電話相談や専門家などに相談して発散していましたよ。周りの人からいろいろと言われ、ストレスが溜まることもありましたが、引っ越しをしたらそんなこともなくなり、ストレスもあまり受けなくなりました♪子どもも大きくなって3才にもなると、よく眠ることができるようになりました。小さい頃はつらいけど、大きくなると悩んでいたことが不思議なくらいになります。
約束がないときには時間を気にせず、ゆっくり過ごします。部屋が荒れても「これくらいじゃ死なない!」とその日は気にしないことにして、子どもと一緒にゴロゴロ散らかして遊んでみたり。ご飯作りも頑張らない!1日くらい外食したり、お惣菜でもお弁当でもかまわないことにする。または、子どもの昼寝の時間に、家事を最低限だけにして、ビデオを見たり、自分の趣味をしたり、やりたいことをする時間にします。離乳食が終わってからは、時々子どもと2人でお昼ごはんに、近所のパン屋さんでパンを買ってイートイン。寒い時期でもピクニック気分になるし、パンだとそれほど汚れないので神経質にならなくて済みます。
住んでいる地域に、理由を問わない一時保育があるので、仕事をしていなくても預けることができました。そこに預けて1人の時間を作ったり、夫とデートしたりしました。専業主婦なので基本的に24時間一緒ですが、たまに離れることでお互いリフレッシュできた!と感じました。人に預けるのは嫌とか、預ける必要を感じないというママもいましたが、美容院に行きたいなどの理由の他に、通院の際など預け先を確保しておくと、いざという時安心ですよ。
子どもが同じ年頃で、全く同じ悩みを持っているママ友に話をしたら、思いを共感してくれてすごく楽になりました。それまでは特別仲がいいわけではありませんでしたが、それをきっかけにいろんな話をするようになりました。やはり聞いてもらうに限ると思います。また最近になって遊びに行っていた保育所の先生からは、「あの時はえらかった」と私の事を褒めてもらえて、また育児をがんばろうと思えました。 気持ちをわかってもらえること、そして認めてくれること。この2つでとても子育てが楽しくなるような気がします。
子どもを連れて外出するのが一番気分転換になると思いました。家の中にこもっていると、社会からの疎外感や自分と子どもだけの世界で、ストレスが生じやすい。特に私は出産直前まで仕事をしていたせいか、家の中にずっといるとストレスが生じ、キツクなってくるのがわかるので、時間を作って外出するようにしています。友達はもちろん、知らない方との会話でも十分気分転換になりますよ。
とにかく子どもと離れる時間が必要だと思いました。私の場合は、一時預かりをしてもらえる保育所を探しましたが、定員がいっぱいで断られたので、託児所に預け、派遣で仕事を始めました。お給料は、保育料でほとんど消え、赤字になる月もありましたが、日々の生活にメリハリができました。忙しかったけど、楽しかったです。
同じ経験をされた先輩や、同じ経験をしている同僚と、まずは話をする事。それだけでも、かなり気持ちは楽になります。そして、私の場合、やはり一番の気分転換は、母に泊まりに来てもらい、いろいろ手伝ってもらえたことでした。仕事と育児を1年頑張った末、実家近くへ引っ越ししました。母が近くにいて一緒に子育てをしてくれているので余裕ができ、今では仕事と育児も上手に両立できています。
「子育て」の状況は、子どもの数によって変わってきます。お子様の人数をお伺いしました。
1人という方が1108名中694名、63%いらっしゃいました。2人が360名で32%、3人が48名で4%、4人以上が6名で1%となりました。