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妊娠中のトラブル

お悩みアンケート ~妊娠・出産編~

今回のテーマは

『妊娠中のトラブル』

  • 2011年1月実施
  • 回答合計数:878

現在、妊娠中ですか?

グラフ1

現在の状況をお伺いしました。
1度出産を経験された方が最も多く、44%でした。次に2度経験された方が37%。
1~2度出産を経験された方が、合わせて81%いらっしゃいました。
そして、現在妊娠中の方は、全体の24%。そのうち、妊娠後期の方が12%、妊娠中期の方が8%、妊娠前期の方が4%でした。

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妊娠前期(1~4カ月)にトラブルはありましたか?その症状をお選びください。

グラフ2

妊娠前期にあった症状をお伺いしました。
飛びぬけて多かったのは、やはり「つわり」(76%)でした。気持ちが悪くて食べられない「つわり」から「食べづわり」まで、様々です。妊娠2~3カ月の時期は、特に辛いものです。
2位は「便秘・痔」(24%)で、全体の約1/4でした。妊娠中は子宮が大きくなったことで、圧迫されて便秘になりやすいようですが、妊娠前期はつわりで食事の量が少なくなったり、おなかに力を入れられなくなったりということも関係するのでしょう。
3位は「出血」(19%)で、約1/5の方が経験されています。初期は、体の変化・負担が大きく安定していない時期。出血は、何かしら体からのサインなのでしょう。
4位は「お腹の張り・痛み」(18%)です。子宮が大きくなったり、便秘が原因のこともあるようです。後期に多い症状ですが、前期にも2割弱の方が経験されています。
そして、5位は「貧血・動悸・息切れ・めまい」(17%)でした。貧血は女性がなりやすいもの。鉄分を意識的に…とは、妊娠発覚時からよく言われることですね。
つわりは7割以上、そして2~5位も2割前後いらっしゃることから、多くの方が妊娠前期につわり+αのトラブルを抱えていたことがわかります。

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そのトラブルにはどのように対処しましたか?

グラフ3

妊娠前期のトラブルに、どう対処したかをお伺いしました。
「病産院へ行き先生の処置・指導を受けた」が最も多く、38%いらっしゃいました。自分の体が自分でも良く分からない特別な状態が「妊婦さん」。先生が実際に自分の体の状態を見て処置をしてくれるのが、一番安心ですね。
次に多かったのが、「特に何もしなかった」(28%)でした。症状によりますが、軽いつわりなど耐えるしかないものも多々あります。
3番目は「夫・親・兄弟に相談した」(27%)でした。自分の体の状況をわかってもらうためにも、身近な人に相談するのはいいことです。
そして、「薬を服用・塗布した」(22%)、「病産院の先生や助産師さんに相談した」(22%)と続き、6番目に「インターネットを通じて相談、情報を集めた」方が21%いらっしゃいました。すぐに自分の妊娠月数の症状について相談できる人はなかなかいないもの。そんな中インターネットには、妊娠前期の症状や対処法について、様々な情報があるので、次の行動をどうすればいいか、客観的に判断する助けになってくれます。
そして7番目は「食事内容や生活スタイルを改善した」(17%)でした。薬のように効果てき面ではなくても、徐々に体にいいと思える生活スタイルや食事へと変えることは、素晴らしいことです。その後の順調な子育てへとつながっていくことと思います。

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妊娠中期(5~7カ月)を経験された方にお伺いします。
妊娠中期にトラブルはありましたか?その症状をお選びください。

グラフ4

妊娠中期のトラブルについてお伺いしました。
前期に7割以上だった「つわり」は24%に減少し、前期2位だった「便秘・痔」(32%)が一番多いトラブルとなっています。「便秘・痔」は多くの妊婦さんが経験されるもの。ひどくなる前に早めの対応を心がけるといいかもしれません。
次に多かったのが「お腹の張り・痛み」(31%)で、前期よりも増えています。中期には、雑菌による感染でおなかの張りが起こることも多いようです。
そして、「つわり」と同割合で多かったのが、「貧血・動悸・息切れ・めまい」(24%)。妊娠前期と比べて多くなっています。赤ちゃんが大きくなればなるほど、必要な血液も増えて貧血になりやすいようです。
そして、「腰痛・肩こり」(20%)、「かゆみ・湿疹・妊娠線」(17%)、「頻尿」(16%)、「むくみ・足の付け根の痛み」(14%)など、おなかが大きくなることによるトラブルが増えています。一方、「特になし」というのも前期の11%から18%へ増加し、安定している方も増えているようです。

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そのトラブルにはどのように対処しましたか?

グラフ5

中期のトラブルへの対処法をお伺いしました。
前期と同様、「病産院へ行き先生の処置・指導を受けた」という方が最も多く、39%でした。
そして、「薬を服用・塗布した」(28%)、「病産院の先生や助産師さんに相談した」(24%)、「特に何もしなかった」(24%)、「夫・親・兄弟に相談した」(19%)と続きました。
全体的に比較すると、中期は初期と比べ、選択していただいた対処法の数が20%程減っていました。初期は敏感で様々な対応をしたのに対し、中期は状態も安定している方が多いからか、精神的にも余裕がある様子がうかがえます。

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妊娠後期(8~10カ月)を経験された方にお伺いします。
妊娠後期にトラブルはありましたか?その症状をお選びください。

グラフ6

妊娠後期では、「お腹の張り・痛み」(47%)が一番のトラブルで、全体のほぼ半数いらっしゃいました。赤ちゃんの胎動も激しくなり、お腹が張りやすくなります。また、お産の予行練習で不規則な張りが起こることもあるようです。
2番目に多い「便秘・痔」(36%)は、前期から後期まで妊娠中を通して、常に3割前後の方に症状がありました。まずは、便秘を改善するよう食生活の改善を心がけることが大切なようです。
3番目には、「むくみ・足の付け根の痛み」(33%)が多く、全体の1/3、妊娠中期と比べて約2倍に増えています。妊娠後期には、お腹が大きくなることで、血管が圧迫されて自然とむくみやすくなります。しかし、たんぱく尿や高血圧を伴った場合は、先生の指導のもと対応をしましょう。
次に多い「貧血・動悸・息切れ・めまい」(31%)は、前期~中期~後期にかけて、少しずつ増えています。これは、赤ちゃんが大きくなると鉄分の必要量も多くなるため。出産後の授乳にも影響することがあるので、食事や薬で早めの対応を。
そして、その他2割以上の方が抱えていたトラブルは、「頻尿」(30%)、「腰痛・肩こり」(30%)、「かゆみ・湿疹・妊娠線」(22%)がありました。
妊娠後期は、お腹が大きくなり赤ちゃんが大きくなったことによるトラブルが大半を占めているようです。

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そのトラブルにはどのように対処しましたか?

グラフ7

妊娠後期のトラブルに対する対処法も、一番は「病産院へ行き先生の処置・指導を受けた」(48%)でした。妊娠後期には検診の回数が多くなるからか、ほぼ半数の方が先生の指導を仰いでいます。
次に「薬を服用・塗布した」(33%)が多く、これは前期中期と比べて高い比率でした。そして、「病産院の先生や助産師さんに相談した」(29%)、「夫・親・兄弟に相談した」 (18%)、「食事内容や生活スタイルを改善した」(17%)と続きました。
中期には全体的に減っていたのが、また後期には対処法の選択数が増えて前期と同程度ありました。やはり、おなかが大きくなること、そして赤ちゃんが大きくなることにより現われてきた症状への対処が増えているようです。

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今まで経験した中で、妊娠中一番辛かったトラブルは何ですか?

ちこさん

妊娠初期につわりがひどく、ろくに立ち上がれない状態が続きました。ある日、気分が良く、めまいもしなかったので買い物に出かけました。ショッピングカートを押して店内を歩き始めたら、急にめまいが…。気がつくとお店の警備員さんに「大丈夫ですか?」と声を掛けられていました。なんといつの間にかうつぶせに倒れていたのです!そして口の中に何やら違和感が…。直感的に分かりました。倒れた時に(おそらくカートの足に)前歯をぶつけ、前歯が折れたのです。めまいで頭はクラクラするわ、冷汗がドンドン出てくるわ、口の中は血まみれだわ、歯は折れるわ…。幸い子供には異常がなかったものの、歯抜けババァの様になってしまったのでした。

まなポンさん

妊娠初期、ちょうど長男の幼稚園入園の手続きを終え、つわりに耐えていた最中・・・。夫の急な転勤で、千葉~広島へ引っ越す事になりました。けれども、妊娠初期で体調が優れなかった為中期まで待ってくれるよう頼むと、会社側は待てないとの事。仕方がないので当分単身赴任でいいのでは?と言うと納得しない夫!夫は一足先に転勤先へ行き、結局私もついていくことになりました。つわりで具合が悪い中、幼稚園キャンセル手続きや家事、更に引越しの荷造りをすべて一人で行っていたところ、心拍が確認できていた双子の子供達の心臓が止まっていました。実感もないまま、年を越す12月28日に繋留流産除去術を一人で受けに行きました。妊娠中非常に辛い経験で、一生忘れる事が出来ません。

小梅怜ちゃんさん

現在2人目を妊娠中です。上の子の時はお腹の張りがあったくらいでしたが、今の妊娠のほうが辛く感じます。症状は腰痛。上の子を抱っこしたりしなくてはいけないので、腰への負担はかなり大きいみたいです。布団に身体を休めて仰向けになるのですが、そこから少しでも動くと痛い。無理に動くとつってしまいそうな感じです。湿布の使用が出来ない為、常に痛いです。いつも「痛たたた…」と言っています。「たぶん逆子になっているのも関係がある」とお医者さんに言われたので、逆子を治す体操をしていますが、体操で身体を動かすことも辛いです。

まるさん

つわり。友達やネットなどの情報を見ていると、軽い方なんだろうとは思いますが、嗅覚が10倍くらいになっているのでつらいです。今まで何とも思わなかった普通の生活臭に敏感になっています。冷蔵庫・トイレ・玄関・食器棚・洗面所・ペット・調理中の匂いなど。他所のお宅におじゃました際に、オエッとなってしまった時は、失礼すぎてごまかすのが大変でした!今(14W)でもまだ続いています。当分お出かけはできません。

aikittoさん

中期からでてきた妊娠掻痒症。寝ていても無意識に全身を掻いてしまって、全身アザだらけになりました。「つわり」や「貧血」などは妊娠時のトラブルとして予備知識があったから初めから覚悟していましたが、「かゆみ」は知らなかったので、ものすごく辛く感じました。産婦人科で相談して軟膏を処方してもらいましたが効果がなく、皮膚科に行くよう指導されて「レスタミン」と「ステロイド軟膏」を処方され、やっと我慢できるまでに落ち着きました。

いくまゆさん

便秘がひどくて辛かったです。特に初期のころはガスがたまっていたためか、エコーに赤ちゃんの姿が映らなくて、とても心配になりました・・・今も便秘気味になり、産婦人科で処方された薬を服用しています。助産師さんに相談をしたところ、「朝にヨーグルトを食べる」とか「決まった時間にトイレに行く」などのアドバイスをもらい、実践しているところです。

cota mamaさん

臨月に入るころから足のむくみがひどく、靴もどんどん履けなくなっていって、困りました。医療用のギロファソックスというのを買い試しました。初めは数時間でむくみがひいて、くるぶしが見えるほどに回復したのですが、出産が近づくにつれてソックスの効果もなくなり、アロママッサージなどにも行きましたが、結局産後まで治りませんでした。

おびちゃんさん

妊娠初期に大量出血して流産しかかったことと、妊娠後期に両手首が激しい腱鞘炎になり、フライパンもにぎれないほど辛かったです。特にブラのホックを留める時や、車の運転中にサイドギアを引いた時、ハンドルをまわす時に激痛が走って・・・子どもが生まれても3カ月くらいまでは薬とバンテージで固定していました。

みやゆうひろんさん

尿漏れが辛かったです。仕事中にくしゃみをしたりせきをしたりする、と尿漏れしてしまっていました。尿漏れ用のナプキンは、プレゼントの懸賞で3つ当たり、毎日欠かさず使用していました。周りの人に言いにくかったので、相談もしませんでした。また、妊娠後期になると鼻血がほぼ毎日2回、朝とお風呂上りに出て、その度に貧血になっていて苦しみました。

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妊娠中のトラブルについて、今不安なことや、トラブルの解決方法などありましたらご自由にお書きください。

みやこ55さん

つわりについて。唾液づわりは、胃を冷やすとつらくなるので、私のように吐きづわりと併発していないなら、なるべく温かいものをとったほうがいいと思います。ただ寝る前に氷水でうがいすると少しすっきりしていいかな。また、人によっては漢方が効く場合もあるので、我慢せずに先生に相談してみてもいいかもしれません。上のお子さんがいる人は、どうしても休めなくてトラブルも多いと思います。可能なら、できる限り、周りの人に甘えてください。解決方法ではありませんが、上の子の相手ができなくてつらい思いをしているママたちに、子どもは分かってくれているから大丈夫だよと伝えてあげたいです。

RYさん

切迫早産だけではなく、妊娠していると、どの段階で突然入院になるか分かりません。なので、いつ入院しても大丈夫なように、ボストンバッグに準備をしておくといいと思います。私の場合、夫はどの下着や洋服を病院に持って行けばいいのかわからなくて迷った様子。(下着であればリラックスできるタイプとおでかけ用などあり、Tシャツも家着用とお出かけ用があるが、夫には判断がつきません) また夫には、ゴミ出しの日や生活をする上で必要な情報(生協の一時中断方法、私の職場の連絡先など)をまとめて、PC上に保存しておいて日々更新していましたが、いざ入院・出産の時にとても役に立ちました。

ピカナル☆ママさん

1人目2人目と、2度つわりで入院しました。1人目の時には点滴に吐き気止めが入っていたので、入院中だけは楽になれましたが、結局帰れば元通り。激しい吐き気は、胎盤完成の安定期まで続きました。2人目は吐き気止めを使わない病院だったので、入院しても少しも楽になれず、とても苦しい日々でした。ただひたすらつわりが終わるのを待って耐えるしかなかったです。赤ちゃんのためと思って耐え忍ぶのみでした。害のない対処法があったらどんなに嬉しく、3人目も欲しいなと思えるのですが。

きりんさん

感染症にかかっていると言われ、中絶も考えた方がいいと言われました。夫や両親、兄弟とよく話し合ってどうするかを考え、病院の先生にきちんと伝えました。それで、先生からのセカンドオピニオンを受けて、結局産むことを決めました。出産後、母子感染はないことがわかり、安心できました。一人の先生から話を聞くだけではなく、複数の医師の診断を受けたことで、結果良い方向に向かったと思います。中絶を考えなくてよかったと今は思っています。

つみこえさん

妊娠初期の頃は、つわりで辛いことを主人に分かってもらえず、何よりそれが辛かったです。見た目は何ともなくても、実際は、においにとても敏感になり、すぐ吐き気を催し、常に頭痛との闘い。更に主人からは「病気じゃないのだから!」と言われ、精神的にもとても辛かったです。2人目にもなれば、経験から察するのか少し分かってもらえましたが、最初から分かって欲しいですよね。そのためには、わかってもらう努力も必要。妊娠中、一緒に妊婦サークルに参加したり、妊娠・出産・子育ての本を見たりするといいかもしれません。

ポコママさん

やはりそばにいる人に相談したり、話を聞いてもらうことが大事だと思います。情報化社会で、ネットでも本でも大量に情報が入りすぎ、更に自分を追い込んでしまう事があります。適度な情報を集めつつ、一人で抱え込まずに人と話をするのが精神的にも安心するんじゃないでしょうか。私個人的には、予定日まであと4日。ウォーキング等してますが、頑張りすぎず、のんびり赤ちゃんのタイミングを気長に待ってます♪

ケンタミさん

気になることがあったら、なんでも助産師さんに聞いてみる!これが不安を解決する秘策かも。出産は初めてだったり、2回目以降でも前回とは違うこともあるから、なんでも聞いていいはず!私は2人目を妊娠38週で出産しましたが、出産前日に検診へ行って「まだ産まれません」と診断されました。そして翌日、「え?あれ~?」って思いながらの陣痛~出産となりました。完全予測は無理として、「もう少しですね」と言われていたら、心の準備ができたな~と思います。

マリン64さん

今の悩みは、とにかく「頻尿」です。もともとトイレが近い方ではあったのですが、妊娠してから本当にひどいです。とにかく、どこへ行くにもトイレを探し、行きたくなくてもトイレにとりあえず行くようにして、急に行きたくならないよう事前に対策しました。あと、今風邪をひいてしまって…咳がひどくて、お腹の赤ちゃんは咳をするたびにビックリしていないか心配!咳をする時、お腹に力が入るし…大丈夫なのでしょうか…

ももさん

妊娠中期頃からおなかが痒くてとても困りました。病院から処方された塗り薬に加えて、市販のベビー用乳液&ベビーオイルでこまめに保湿するようにしたらだいぶよくなりました。妊娠前は、妊娠中に痒みで悩むことなど全然知らず、顔の乾燥は気になっても、おなかが乾燥することはなかったので…意外でした。肌に塗る乳液やオイルは、ベビー用のものがよかったです。大人向けの商品だとかえってかぶれて痒くなってしまいました。

デイジーさん

医学はどんどん進化しているので、たった一年違っても常識は非常識へと変わるほどやり方が変っていきます。なので、先輩ママや母親の助言だけを聞いていると、ちょっと危険です。少しでも不安な事があったら、まずは信頼できる産院の先生や助産婦さんに相談すべき。育児本も、友人からもらった古いものだと、一年くらいの違いでも変わっている箇所があります。やはり、まずは担当医に聞くべきです。

 

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