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赤ちゃんのいる家庭の防災準備

お悩みアンケート ~育児編~

今回のテーマは

赤ちゃんのいる家庭の防災準備

  • 2011年4月実施
  • 回答合計数:882

お子様は、今おいくつですか?年齢を人数分選択してください。

グラフ1

お子様の年齢をお伺いしました。
ほぼ1/3、33%の方に「4才以上」のお子様がいらっしゃいました。
次に多かったのが0才児で、「0~5カ月」は23%、「6~11カ月」は19%、合わせて42%いらっしゃいました。
そして、「1才~1才5カ月」(13%)、「1才6カ月~1才11カ月」(11%)と1才児が続き、2才前半・後半、3才前半・後半は約10%ずついらっしゃいました。

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お子様は、普段どこで過ごしていますか?人数分選択してください。

グラフ2

お子様が普段過ごしている場所により、防災対策も変わってきます。お子様の人数分選択をしていただきました。
全体の81%が「ご自宅」でした。幼稚園・保育園へ通う以前の3才までのお子様のいらっしゃる方が多いようです。
次に多かったのは、「保育園・託児所」(21%)、「幼稚園」(20%)がほぼ並んでいました。
そして、「小学校」(8%)、「実家」(6%)、「中学校・高校」(6%)と続きました。

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ご家族で防災準備・対策をしていますか?

グラフ3

凡例3

ご家族で防災準備・対策をしているかお伺いしたところ…
「防災対策をしている」という方は、66%。「防災対策をしていない」という方は34%いらっしゃいました。
これは、地域により差があるのかもしれません。

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防災準備・対策をしている方にお伺いします。どのような準備・対策をしていますか?

グラフ4

防災準備・対策として行っていることをお伺いしました。
過半数を超えて多かったのは、「水・食料の備蓄」(80%)と「防災用品の準備」(72%)でした。震災後に食料や防災用品を求める人が多く、品物が足りない期間がありました。少し落ち着いた今、地震・停電・津波など様々な災害を想定して、家族に必要なものを揃えておくことは必要ですね。
次に多かったのが、「避難経路や場所・連絡方法の確認」(45%)でした。家族全員が一緒にいる時間は、意外と少ないもの。幼稚園・保育園や、小学校、会社にいる時に震災が起きた場合、携帯電話も使えないこともわかりました。集合場所や連絡方法を決めておくと安心ですね。また、建物の安全な場所を確認し、いざという時にすぐ行動できるよう備えておきましょう。
4番目に多かったのが「家具の転倒防止など耐震器具の設置」(38%)でした。食器棚やタンスなどが倒れなければ、怪我も少なくすみます。この機会に一つずつ対策をしていけるといいですね。
そして、「地震保険の加入」(30%)、「消火器具の設置」(17%)、「自宅の耐震補強」(11%)と続きました。

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防災用品を準備されている方にお伺いします。どのような物を準備していますか?

グラフ5

具体的に、どのような防災用品・食料を準備しているのかお伺いしました。
過半数の方が準備しているのが、「懐中電灯」(92%)、「飲料水」(83%)、「食料品」(75%)、「携帯ラジオ・乾電池」(71%)でした。
停電した時のための懐中電灯、最低限必要な飲料水と食料品、そして情報を得る為の携帯ラジオ。これを揃えれば、当座の間はしのげそうです。
次に、3割以上の方が準備しているのは、「おむつ」(49%)、「マスク」(48%)、「カセットコンロ・ガスボンベ」(36%)、「防寒シート・毛布」(32%)でした。小さなお子様用に必須のおむつ、ほこりやウイルスを防ぐためのマスク、温かい料理を作るためのコンロ、寒さをしのぐ防寒シートと毛布。どれも必要なようで、全て持ち出すことは難しいような…優先順位付けが必要ですね。
そして、「貴重品」(29%)、「常備薬・救急セット」(28%)、「衣類・履物」(28%)、「雨具」(20%)、「ミルク・哺乳瓶」(19%)、「離乳食」(14%)と続きました。
おむつやミルク・離乳食は、必要な年齢月齢が限られているにもかかわらず、高い割合いらっしゃいました。

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お子様に関して、災害の際に特に不安に思うことは何ですか?

たかちゃんさん

上の子どもは、もし災害発生時に学校にいれば、建物は耐震工事が済んでいるので安心です。学校が避難場所なので、移動中けが等の危険はないから心配はしていません。でも、通学途中やお出かけしている時に災害が起きた場合、下の子がまだ2カ月なので、子ども2人を連れて逃げられるか不安です。子どもを2人と防災用品を持ち、食料飲料の他、おむつやおしりふきも必要。それを処分する袋や消毒なども必要になってくると思います。清潔を保つため体ふきなども用意しておいた方がいいのかな?とも思いますが、実際そこまで準備しても、それを全部持って逃げられるか不安です。一人につき3日分の食糧と水を用意といわれていますが、4人家族なので1日分が精一杯です。赤ちゃんのミルクも水と粉だけ持って行ってもお湯を沸かせないと意味がないし、哺乳瓶をきちんと洗えるかも心配です。

ロゴさん

子どもがいて被災した場合、避難所に行った時の夜泣きや、騒いで周りに迷惑にならないか心配です。また、避難所にいても食事・トイレ・病気などの十分なケアが受けられるか、また何をどこに連絡したらいいのかよく分からない。自宅で避難していても、物資が足りなくなったら避難所で食事や子ども用品はもらえるのか?避難所優先になって、自宅にいても情報や物資が受けられない状況があったので、自分の住んでる自治体や町内会はどうなのか、対応も様々だと思うので不安です。

アロさん

東海地方に住んでいるので、前から防災グッズの準備はしてありました。子どもが産まれるまでは大人だけだし、なんとかなるだろうと最低限の準備でした。しかし、子どもが産まれてからはどんどん物が増えていきます。しかも、年に1回の点検で十分だったものが、子どもはどんどん成長していくので、こまめな点検が必要です。果たして、いざというとき、この準備している物を持って避難できるのでしょうか。

ちゅん太さん

日中は娘と2人なので、いざという時は娘を抱っこ紐で抱っこして、大きなリュックを背負い、おむつを片手に避難しようと思っています。でも、本当はもっと持っていきたいものがいっぱい!小さい子どもがいる家庭は、荷物が多くなりますよねぇ…。大人は我慢できても子どもにはまだ難しいので、この荷物で足りるのかが不安です。

まりもさん

園庭の広い幼稚園よりも、家具や物がたくさんある家にいる時の方が不安に感じました。うちは関西なので、今回の地震での揺れは小さいものでした。震災後は、子どもと一緒に部屋にいるとき、ヘルメット・靴・衣類・食料などをまとめて側に置いておきました。防災用品は子どものいる家庭は絶対必要だと今回感じました。

ゆらりったさん

今回の大震災で被災しました。まずは、災害時の人的被害がないことが一番です。物が落ちてきて怪我をしないか(今回はあらゆるものがぶっ飛びんできました。大型家電も。)、また外まで安全に怪我することなく非難できるか、が心配です。

はとぽっぽさん

以前から、子どもが学校や幼稚園に行っている時に会えるかどうか、迎えに行けない状態になったらどうすればよいかを話し合っていました。しかし、現実となると、その通りにはいきませんでした。今回の震災後の状況を基本に、もっと詳細に決めなくてはならないと思います。想定外のことがあるかもしれないので、とにかく漠然と不安。

ココママさん

保育園にいるときに被災して、離れ離れになってしまうこと。安否確認が出来なくなるのが心配です。また、衣料品など子ども向けはなかなか手に入らなくなりそうで怖いです。また、窓側(物の落ちたり倒れたりが少ない場所)に寝ているので、ガラスが割れないかどうかが心配です。

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お子様のいらっしゃる家庭での防災対策についてご意見や、実際の体験談などご自由にご記入ください。

スノーウィーさん

実際に東日本大震災で被災しました。一番上のお兄ちゃん(年長)が地震がおさまらないのに気付くと、すぐにテーブルの下にかくれて!と指示してくれて本当に助かりました。二番目のお姉ちゃんが別の部屋でお昼寝中だったのですが、ものすごい揺れで守りに行けず、何度も大声で呼びましたが本人から全く返事がなく、顔を見るまで不安でした。びっくりして声も出なかったようです。実際に経験して思うことは、揺れてる間は全く動けず、棚やら何やら落ちてくるので、ますます移動できなくなること。また、電気もガスも水道も止まった状態で数日過ごしましたが、被災地では一番知りたい今現在の状況が全く分からないことを初めて知りました。電気が使えないため携帯電話は充電できず、乾電池で動くラジオがなければニュースも分からず、津波の状況は次の日に配達してくれた新聞の写真で初めて知りました。地域一帯が停電したため夜は全くの闇です。電話もメールも使えず、災害用伝言版がとても役に立ちました。皆さんもいざという時の連絡方法や避難場所、懐中電灯やラジオと乾電池の準備、簡易コンロとガスボンベ、米や水などの準備を是非お勧めします。

ミミままさん

仙台市在住です。娘は4才で、今回の震災に遭いました。 ちゃんと話せば理解出来る年だったのが幸いでした。1時間以上揺れ続けていた間、テーブルの下でガラス避けの毛布を被らせ抱きしめていました。その間、私は努めて笑顔で地震について説明したりしました。その後続いた停電・断水も、不安だったと思います。私の表情や様子をずっと見ていたので、親が動揺してはいけない!と思い、暗闇でも遊べるしりとりや歌を歌ったり、懐中電灯で影絵をしたりして過ごしました。体験して改めて、非常事態の時の親の対応が、子どもの心理状態に深く影響する!と実感しました。防災用品も準備は必要ですが、何よりも親の心構えが必要だと思います。

konaringoさん

3月11日の大震災が起きる2日前、少し大きな地震がありました。普段はそれほど防災対策について気にしていなかったのですが、野生の勘が働いたのか、その後すぐに懐中電灯の電池を確認し、高いところに置いてあったインテリアや本などを片付け、紙おむつなどをリュックに入れておきました。ワイヤーラックの最上段に出したままにしていたガラスケース入りのひな人形は、そのままにしていたら落下して大変なことになっていたかも…。11日の地震では、揺れている最中に停電してしまい、暖房もテレビも使えなくなってしまいましたが、これが夜だったらもっとパニックになっていたかもしれません。現在は内陸に住んでいるため、津波の被害には遭いませんでしたが、実家は津波で跡形もなくなってしまいました。幸い家族は無事でしたが、避難経路等は改めて確認しておく必要があることも痛感しました。

mashiさん

今回地震を体験しました。被害は少ない地域ですが、地震の当日は停電・断水し、余震も続き、この状態はいつまで続くのか不安でした。翌日からは、商品の買い占め行動がおこりました。お店に行ってもおむつ・ミルク・水が少なく、おむつを確保するため家族分担してお店を歩きまわり、なんとか確保できました。今回このような体験をし、常に子どものおむつやミルク等、必要なものはある程度多めに準備することを心がけようと思いました。幸い母乳で育ていたので、ミルク用のお湯を沸かしたり、水を大量に確保しなくても済みましたが、自分自身が不安になってしまうと母乳も出なくなってもっと大変だと思います。備えをしておくことで心に余裕ができたので、常に備えをしておいて、いざという時にも冷静に対応できる母親でいたいと思います。

美空さん

日本は災害があれば、割と早い時期に配給が来る方だと思います。けれど、離乳時期の赤ちゃんでは、空腹を我慢することも難しいし、何でも食べられる訳ではありません。備えとして、今回の東日本大震災の揺れの合間に、とにかく離乳食のレトルトを3日分をリュックに詰め込みました。現在でも常備しています。それ以前、離乳食のレトルトは積極的に使用していなかったのですが、現在食品・水に不安があり、電気も不安定なので、使用する頻度がとても上がりました。これからますます深刻になる恐れがあるので、乳幼児に食べさせるものには気を使うし、この先不安です。乳幼児との避難となると、食べ物の準備・持ち出しが重要だと思いました。

ロゴさん

今回、実家や親戚宅が東日本大地震にあいました。水道や電気の復旧まで1週間、都市ガスはまだ復旧してない地域もあります。都市ガス、プロパンガスと種類が違うと、復旧にも違いがあるので、それに合わせた備えが必要だと感じました。また、非常食は3日分というけれど、物資が届くまで1週間以上かかった地域も。3日分では足りないので、食糧も見直そうと思いました。また、子どものおむつやミルク、離乳食は多めに備蓄しておき、いつ何があっても安心な備えをしておくほうがいいですね。そして、「哺乳瓶がなくても紙コップでミルクをあげられる」、「オムツも生理用品でどうにかなる」など、工夫次第でどうにかなる知恵も、あらかじめ知っておくとパニックにならないと思います。

おびちゃんさん

我が家は2階建てなので、1階と2階、そして車の中に、防災用品や備蓄食料を分けてあります。外出中に災害にあったときのために、懐中電灯と電池式携帯充電器は必ず持ち歩いています。いざという時のため、アウトドアクッキングや水が出なかったときの対処法、オムツが足りなくなったときの対処法も調べて、実際に防災訓練として試しました。あとは家族と連絡をとるための方法と、有事があったときの待ち合わせ場所(防災センターなど)を話し合って決めてあります。そして一番大事なのが災害が起きたときに何を一番優先事項にするか。これを決めておくと、いざというときに役立ちます。

おさしみさん

今回の地震では3人の子どもを私一人でどうやって守るかを考えさせられました。長女は自分で動けますが、極小心者で初めての大きな揺れに泣き叫び、三女は授乳中で抱っこ紐などしておらず、あいている片手でお昼寝をしていた次女をテーブルの下に引きずり込みました。必死でした。たまたま実家に居たので、義両親の手を借りることができましたが、自宅で一人だったら…長女も昼寝をしていたら…と思うと、どうやって子どもたちを守ってやれるのかと思います。普段は一人で3人の子どもを見ていることが大半ですので、対処できるように日頃からイメトレをしています。

よひびさん

震災時私は仕事中でした。帰ろうにも電車が復旧しなかったので、同僚の家と親戚の家に一泊ずつし、ようやく日曜日に復旧した遠回りルートで帰宅しました。子どもたちは、小学校、保育園にいたので、車通勤の夫がお迎えに行ってくれました。翌日、下の子は保育園へ預け、夫は上の子同伴で出勤しました。その間に、マンションの貯水タンクがカラになり水がでなくなってしまいました。市内では地震後から断水だったようですが、マンションなので気づきませんでした。出勤命令が出たので、家族のための水や食料品確保の時間が取れませんでした。地震の後しばらくして、非常用持ち出し袋を用意しました。また、断水に備えて、地震があったときはお風呂に水を溜めることにしました。

まりもさん

3月11日は、自宅マンションで子どもが昼寝中でした。停電もしたので不安でしたが、マンション内に顔見知りが多くいたので、大丈夫?困っていない?怖くない?子ども泣いてない?などメールをやり取りしました。安心感がありました。我が家は主人がすぐに帰宅できたので家にいましたが、パパが帰れない家の方は、みんなで1つの家に集まって過ごしたり、両親が帰宅困難な子どもを保育園まで迎えに行ったりしたようです。これも、メルアドなど連絡先を交換しあっているからこそできること。日ごろの近所付き合いは大事だなぁと痛感しました。

 

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