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ふたご

お悩みアンケート ~妊娠・出産編~

今回のテーマは

『ふたご』

  • 2008年5月実施
  • 回答合計数:148

双子だとわかったのは、いつ頃でしたか?

グラフ1

凡例1

約半数の方が、5〜8週。つまり、妊娠2カ月のころに、双子だとわかったようです。妊娠がわかると同時に、双子だと告げられたのかもしれませんね。妊娠1カ月、妊娠3カ月でわかったという方は、それぞれ20%前後。一方、4カ月・5カ月以降でわかったという方も合わせて10%いらっしゃいました。

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双子だとわかったときに、一番最初に感じたこと・思ったことは何ですか?

グラフ2

凡例2

「驚き」という方が半数でした。きっと私もビックリすると思います。もし双子家系であって、可能性として考えてはいても、実際に判明したらビックリするでしょうね。
そして「嬉しい・楽しみ」という方が3割いらっしゃいました。子どもを授かった喜び。そして二人並んで寝ている姿や、一緒に遊ぶ様子を想像して、楽しみに感じたのでしょう。
一方、不安に感じた方は合わせて18%。ママ一人で二人の育児ができるのか、一気に二人増えたら経済的にも不安、出産もリスクが大きくなりそうだけれど大丈夫か。考え出すと止まらないかもしれません。

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健診・出産をした病産院の種類はどれにあてはまりますか?

グラフ3

凡例3

総合病院という方が66%いらっしゃいました。双子妊娠・出産のリスクを考え、早い段階で帝王切開が可能で、NICUの設備のある、施設の整った病院に行かれる方が多いようです。一方、個人病院という方は、22%いらっしゃいました。
双子の妊娠出産は、単児妊娠に比べ、様々なリスクや可能性があるそうです。その病産院の設備、通院する距離、先生の分娩に対する考え方など、総合的に判断して決められたのだと思います。

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妊娠中のトラブルや悩みはありましたか?

グラフ4

回答していただいた148名のうち96名、全体の6割の方がつわりがあったようです。食べられない、吐いてしまう、めまいがするなど、初期から続くつわりはとても辛いものです。そして、貧血、おなかの張り、切迫早産・切迫流産は、それぞれ4割の方が経験されています。胎児が二人いる分、その重量的にも栄養的にも、ママの体にも影響が大きいのかもしれません。腰痛、眠れないという方も3割いらっしゃいました。おなかがグンと大きくなる、特に後期の腰痛や睡眠不足は悩ましいものだったと思います。

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妊娠中、管理入院はしましたか?

グラフ5

凡例5

管理入院された方が、全体の56%。母体と赤ちゃんの様子を見て、経過観察をしながらということなのでしょう。入院期間は、3週間以下という方が最も多かったですね。
入院している間、ママが家でしていた家事や、上の子の世話などは、おそらく家族やサポート機関に依頼された事と思います。出産前から、周りのみんなに協力してもらう体制を整える準備をしておくといいかもしれませんね。
管理入院しなかった方は、44%。入院していなくても、自宅で安静に過ごしているという方が多かったようです。

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Q4で管理入院された方にお伺いします。
入院期間中、心の支え・気晴らしになったものは何ですか?

グラフ6

入院していると、先の不安を考えて一人落ち込むこともあるかと思います。そんな時に気晴らし・心の支えになったものは… 管理入院された83名のうち76名、90%の方が、「家族や友人の来訪」を挙げてくださいました。パパ・上のお子さま・ご両親などの顔を見ると、不安も吹き飛んだことと思います。そして、日に日に大きくなってモゾモゾ動く「お腹の中の赤ちゃんの存在」も支えになりますよね。次に「先生・看護婦さんの存在」が続き、下位のメール、テレビ・ゲーム、読書などは2〜4割でした。ちなみに「その他」の方は、同じ病院で管理入院していた、ママ友の存在が大きかったようです。

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何週で出産されましたか?

グラフ7

36週からは「正産期」と呼ばれます。赤ちゃんが産まれてくる準備が完了して、いつ生まれてもOKという時期です。「まだわからない」方を除くと、7割の方が36週以降に出産されました。中でも多かったのが、37週。3割の方が37週に出産されました。計画して出産された方も多かったのかもしれません。35週以前だったのは、3割。早めに生まれてくる赤ちゃんも多いのかもしれません。

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出産方法は、どちらに当てはまりますか?

グラフ8

凡例8

予定帝王切開という方が最も多く、48%。上記アンケートとあわせると、臨月に入った37週に予定された方が多かったのかもしれません。破水や陣痛により、緊急帝王切開になった方は、17%。自然分娩・陣痛促進剤による分娩は、あわせると20%でした。

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お子さまの体重はどれくらいでしたか?2人の平均でお答え下さい。

グラフ9

凡例9

「まだわからない」という方を除くと、54%と最も多かったのは、2000g前半の赤ちゃん。2000g未満の赤ちゃんは、19%でした。二人同時におなかで育つので、平均より小さめで産まれることが多いようです。
一方、2500g以上の赤ちゃんは、26%でした。二人合わせると…5kg以上!妊娠後期はおなかが重くなったでしょうね。

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双子(多胎児)の妊娠、出産に関して思うこと、体験談などをご自由にお書き下さい。

なほりーさん

我が家の双子には、お姉ちゃんが2人います。私にとっては、3度目の出産で、「3人目と4人目が一緒に入ってた!」と驚きましたが、素直に喜び、わくわくしたり面白がったりするゆとりがありました。でも、つわりがひどく休職することになり、切迫早産で2回も入院し、小さく生まれた双子はNICUに入院…と、大変なこともたくさんありました。リスクの話も耳にしていたので、妊娠後期に入るまでは、不安で赤ちゃんグッズを用意する気持ちになれないこともありました。気持ちの面でも、家事や自分の生活、上の子の育児などの日常生活の面でも、夫の理解や協力、親兄弟の協力がなければできなかったと思います。それから、個人の産院では、赤ちゃんが小さく生まれると医療センターなどに搬送されることもあるので、病院選びは単胎の場合に増して、重要だと思います。私は、双子学級などがあり、できる限り自然分娩をさせてくれて、NICUの設備がある大きな産院を選びました。先生や助産師さんとNICUのスタッフの連携が取れていて、同じ病院内なので、安心してよいお産ができました。

まこさん

結婚後、なかなか子どもを授からなかったので、二人も一緒にやってきてくれた!とうれしい気持ちでいっぱいでした。妊娠中は軽い出血など小さな変化にも、子どもたちは大丈夫だろうか?と、心配ばかりでしたが、しっかり育ってくれました。エコーでお尻を振ったりする姿に、これからの毎日がとても楽しみで人生で最も楽しい時間だったように思います。32週から出産まで管理入院でしたが、多忙な中、毎日主人が面会に来てくれたことで、かなり励まされました。自宅でも、お腹が張り息苦しく夜眠れない時など、主人が体を支えてくれ、本当に助けてもらいました。出産は予定帝王切開のはずでしたが、その2日前に陣痛が訪れたため、予定を早めての帝王切開でした。術後は横隔膜挙上から呼吸苦を生じ、苦しい時間が多く、子どもたちにもなかなか会えず、少しつらい思い出となってしまいましたが、無事に生まれてくれたことが何よりだと思っています。

たけちゃんマンママさん

私が双子(女の子・一卵性)を出産したのは、もう7年の前のことになります。双子の妊娠出産はリスクも大きいため、私の場合は予定帝王切開でした。手術には不安もありましたが、早くかわいい赤ちゃんに会いたいという思いでいっぱいでした。出産後はおっぱいを同時にくわえさせたり、泣き止まない二人を同時に抱っこして、ぎっくり腰になったり…大変なこともありましたが、主人や周りの人達に助けられ、どうにか現在に至ります。双子のサークルに参加したり、同じ大変さを分かってもらえるママたちに会えたのも、よかったです。現在子供達は7歳(2年生)になりました。一卵性なので、担任の先生もいまだに間違えるほどです。双子ちゃんの育児は大変ですが、喜びも幸せも2倍です。かわいい子供達それも2人も授かったのは神様からの贈り物「あなたなら育てられる」と選ばれたと思っています!

ちびっ子ママさん

双子の妊娠が判明した時点で、総合病院に転院しておけばよかったと思いました。里帰り出産の予定だったので、健診は近所の産院が良いと姉からもアドバイスをもらっていたので、近所の個人病院で健診を受けていました。2ヵ月から3ヵ月にかけて急にお腹が目立ち始め、こんなに早くから大きくなるのはおかしいと思い、3ヵ月目の健診のときに聞いてみたけれど、特に何も言われませんでした。4ヵ月目の健診で、やっぱり普通の人の6ヵ月くらいのお腹の大きさになったので再度聞いてみたら、エコーで双子が確認されました。6ヵ月のときには、先生に早く里帰りしたほうが良いと言われ、里帰りし総合病院へ転院したところ、その日から即入院を言いわたされました。予期していなかったので、産まれて退院するまで準備が全く出来ず、バタバタの出産となりました。もう少し、妊婦さんを楽しみたかったのに・・・

ポカラさん

なかなか赤ちゃんができなかったので、人工授精という方法をとりました。男女の双子なので、よく人から薬を使ったのか聞かれます。私たち夫婦は気にならない方なので正直に答えていますが、子供たちが知ったときどう答えてあげるか思案中です。また、一般的に人工授精と体外受精の区別がついていない人がとても多いです。説明するのもくどいかと思うのですが、もう少し理解が深まればよいと思います。出産に関しては、合計3箇所の病院へ通院しました。それぞれのよさがありましたが、最終的に出産した病院では、ひとりが逆子だったにも関わらず普通分娩できて良かったと思います。

miyagiさん

8ヶ月まで、幼稚園教諭をしていました。ツワリと戦いながら、働いている時が辛かったです。それでも、先輩の先生方がフォローしてくださった事もあり、一日も休まず、勤務最後の日の運動会を迎えることが出来ました。出産までの二週間は管理入院したけれど、大きなトラブルなく過ごせ、37週で自然分娩、双子の体重も、2425gと2800g・・・・満点の双子妊婦生活でした。

スノーさん

双子を妊娠中は、特に安静指示がでていなくても、できる限り安静に過ごしていました。その甲斐あってか、管理入院もなく無事出産することができました。双子妊娠の本などを見ると、「必ず管理入院をする」とか、「低体重児で生まれる」など、不安なことばかり書いてあり、妊娠中はとても不安でした。でも、妊娠中知りあった双子ママ達はほとんど管理入院もなく、無事に出産されている方ばかりなので、もっと安心させてくれるような体験談が必要だと思いました。

ゆみさん

「一度に済むから楽よ」「年子よりマシだよ」なんて、双子や年子を産んだ経験のない人が、いいかげんなことばかり言う。励ましのつもりだろうけど、腹が立ちました。双子ベビーカーが目立つので、「薬の影響で双子なの?」「帝王切開?」「何グラムで生まれたの?」「小さいわね」「同じ顔でおもしろい」と、ずっと声を掛けられっぱなし。心の中で「うるさい!!放っておいてくれ!!」って思っていました。赤ちゃんが少し大きくなって、自分の気持ちに余裕がうまれてきた頃、みんなが「かわいいわね」って言ってくれていると、好意的に感じるようになってきました。

さやきちさん

双子は妊娠中から大きなおなかでとても大変。その重さゆえ、子宮が重力に逆らえず破水して、早産してしまうことは誰にでもありえるんだそうです。私は先生に「双子なめたらアカン!」と怒られました・・。なのでできるだけ安静に過ごさねばならず、単胎の人のようにマタニティライフは楽しめませんでした。でもこれも産後のための練習だと思い、妊娠期から家事の手抜き方法などを練習しておくと良いと思います(笑) 自然分娩の場合でも、どうしても出血が多くなるため、産前からの貧血と重なって産後の体の回復が大変になるケースが多いようです。でも子ども達が生まれた瞬間、育児は待ったナシで始まるので、妊娠中から周囲の手を借りれる体勢を整えておくのが良いと思います!

キーさんさん

リスクが高いことを妊娠初期に説明されました。身体を動かす仕事をしていたのですぐに退職し、家で安静にする生活になりました。単体での妊娠と違い、いろいろな事を制限されることが多く、思い描いていた妊娠生活と全く違いました。でもお腹の二人が順調に育っていると言われると、なかなか体験できない双子妊娠もいいものかなと思ったりします。安静に…と常日ごろ言われていますが、調子のいいときには自治体の双子サークルに顔をだしたりして、出産後の育児の情報収集をしたりしています。あと二ヶ月ほどで出産です。不安も多いですが楽しみです。

 

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