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流産

妊娠・子育てQ&A

妊娠初期:流産

不妊の悩み、妊娠による身体の変化など、妊娠0〜4カ月に気になる情報がいっぱいです。

 

Q.01心拍

Q
胎児の心拍が確認されれば、流産の確率は低いと聞きましたが、本当でしょうか?
A
妊娠初期の段階で流産する場合は、染色体の異常などにより受精卵が育たないことが原因だと考えられます。とりあえず心拍が確認されれば、妊娠がそのまま継続する可能性は高くなるので、流産の心配は少なくなったといえます。

妊娠12週以降の流産は、胎児側ではなく母体側の問題であることが多く、子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)や頸管無力症(けいかんむりょくしょう)などで流産してしまうケースが多いようです。心拍が確認されたからと言って、必ずしも流産しないとは言い切れないので、くれぐれも無理な行動は避けるようにしてください。

*子宮筋腫:子宮の筋層に生じる良性の腫瘍で、生命に危険を及ぼすことは少ないものの、筋腫ができることによって子宮の収縮が妨げられます。 *頸管無力症:子宮頸管(子宮の出口にあたる部分)がゆるくて開きやすくなり、子宮の中の胎児を保持できなくなり、流産や早産になってしまう病態のことです。

Q.02切迫流産

Q
妊娠10週を迎えましたが、出血があり産婦人科を受診したところ、切迫流産と診断されました。今後、赤ちゃんが無事に育つかどうかとても心配です。
A
心拍が確認された後の出血は、流産よりも妊娠が継続する可能性の方が高いのであまり心配しないでまず安静を心がけることです。最低限の日常生活を除いては、できる限り横になっていた方がよいでしょう。状況によっては、安静のために入院する場合もあります。

Q.03出血

Q
夜中トイレに行ってみたら、出血していました。夜間でも救急病院を受診すべきでしょうか?
A
まずは、生理用ナプキンなどを当ててください。ピンク色や茶褐色のおりものが見られる症状であれば、まず、横になって安静にすることが大切です。様子を見て、もしも出血が止まらなかったり、下腹部が痛む場合は受診する必要があります。

夜間に出血した場合は、とりあえずかかりつけの産婦人科へ連絡を取り、状況を話した上で病院側の指示に従ってください。妊娠12週くらいまでの出血は流産の可能性もありますので、出血をしたら受診した方がよいでしょう。

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