妊娠初期:妊娠中の不快
不妊の悩み、妊娠による身体の変化など、妊娠0〜4カ月に気になる情報がいっぱいです。
Q.01便秘
- Q
- 日頃から便秘症なのですが、妊娠して特にひどくなったように感じます。お腹が張って辛いのですが、我慢するしかないのでしょうか?
- A
- 妊娠すると黄体ホルモンが多量に分泌されるため、このホルモンの影響で便秘気味になります。また、大きくなった子宮が腸を圧迫するため、腸の働きが鈍くなり、ますます悪化する傾向にあります。目が覚めたら朝一番で牛乳を飲むとか、根菜類や海草類を多く食べるなどして、腸の働きを良くすることが大切です。日頃から、バランスのとれた食事を心がけ、食後はトイレタイムをゆっくりと確保しましょう。
そのほか、妊娠中はどうしても運動不足になりがちです。無理をしない程度に、家事をしたり外を散歩するなど、積極的に身体を動かすように心がけて便秘を改善するようにしましょう。ただし、薬に頼らなければならない場合には、かかりつけの医師に相談し薬を処方してもらってください。
Q.02眠気
- Q
- 妊娠が分かった途端、眠くて眠くて昼間からウトウトしてしまいます。どうして、こんなに眠いのでしょうか?
- A
- 妊娠すると眠くなるのは、黄体ホルモンが分泌されるためと言われています。黄体ホルモンは、子宮の筋肉を柔らかくしたり、流産を防ぐ作用がありますが、どちらかというと身体を活動よりも休息に向かわせる作用もあるため眠気が起きるのでしょう。週数が進むと、身体がホルモンの状態になれてくるため、それほど眠気は感じなくなります。