妊娠中期:妊娠中のトラブル
妊娠中のトラブル、食事やスポーツなど、妊娠5〜7カ月の日常の注意点をチェック。
Q.01子宮口が柔らかい
- Q
- 妊娠25週に入りましたが、診察時に子宮口が柔らかくすでに1cm開いているため、安静にするようにと診断されました。早産の危険性はないのでしょうか?
- A
- 子宮口が柔らかく開いている状態であれば、早産の可能性も考えられます。最低限の日常生活以外は安静を心がけて、自宅で静かに過ごすことをおすすめします。
マタニティスイミングやマタニティビクスを行っているのであれば、すぐに中止してください。入院して早産防止の治療を受ける方がベターな場合もありますので、かかりつけの医師の指示に従ってください。
Q.02目薬の影響
- Q
- 妊娠する前からひどい花粉症に悩まされ、飲み薬の他にかゆみ止めの目薬を使用しています。妊娠が判って以来、飲み薬は気をつけているのですが目薬はどうなのでしょうか?
- A
- 使用上の注意を守って適量を点眼している分には胎児に影響がないので、安心してご使用ください。また、妊娠中に処方する内服薬には制限はありますが、どうしても辛いときはあまり我慢せず医師に相談した上で、処方してもらいましょう。
妊娠すると、花粉症の症状が悪化することもあるので、できるだけ花粉に接しないよう心がけることが大切です。風の強い晴れた日や雨が降った翌日は花粉が多くなるため、花粉が多いと予測される日はできるだけ外出を控えるようにしましょう。
どうしても外出しなければならないときは、花粉よけのマスクをつけることをおすすめします。また、花粉症と診断された人の半数は、ハウスダストによるものとされています。チリやダニ、カビなどが原因となるため、こまめな掃除は欠かさないように気をつけたいものです。