出産:精神的苦痛・不安
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Q.01まだかコール
- Q
- 臨月に入った途端、姑の「まだ産まれないのか」という電話に悩まされています。心配してくれるのはありがたいのですが、電話が鳴ると居留守を使ってしまうほど憂鬱です。
- A
- お姑様も赤ちゃんの誕生を心待ちにしているのでしょう。余計なことだと知りながらも、あなたと赤ちゃんのことが心配で、つい電話をかけてしまうのだと思います。この時期はあなた以外にも精神的に落ち着かない人がいることを分かってあげてください。
そうはいっても、精神的イライラは、胎教にも決して良くありません。あなたが一番不安定な時期を迎えているわけですから、ここはご主人に頼んで状況を説明してもらいましょう。そして、無事に生まれたら、必ず連絡することを忘れないでください。
Q.02予定日超過
- Q
- 予定日が過ぎたのに一向にお産の始まる兆候がありません。このまま放って置いても大丈夫でしょうか?
- A
- 超音波診断で確認された分娩予定日はあくまでも目安なので、必ずしも予定日に出産できるとは限らないため、予定日を過ぎても心配はいりません。妊娠37週0日から妊娠41週6日までの間にお産することを正期産と言い、この期間であれば母子ともに問題はありません。
ですから、あせらず自然に陣痛が起きるのを待ちましょう。妊娠42週を過ぎると、胎盤の機能が低下する恐れもあるため、場合によっては赤ちゃんに十分な酸素と栄養が行き届かない危険性も出てきます。
そのため病院では、羊水の量が十分であるか、胎盤の機能が低下していないかなど注意深くチェックしつつ過期産になる前に、陣痛誘発剤を使用してお産を促す処置が施されます。