産後:仕事
授乳をはじめとする赤ちゃんのケアなど、新米ママの第一歩はここからスタート。
Q.01子育てと仕事の両立
- Q
- 産休を終え仕事に復帰しましたが、保育園に預けた途端しょっちゅう熱を出すようになり、このままでは仕事に支障をきたしそうです。上手に乗り切る方法はないでしょうか?
- A
- 保育園に預けた当初は、風邪を引いたり熱を出しやすくなることがあります。月齢が低いほど、免疫力が弱いため、この傾向がみられます。フルタイムで働いているのであれば、保育園の他に病気のお子さんでも受け入れてくれる施設を確保するのも大切です。子どもの免疫力は、時間が経過するにつれて増してくるので、しだいに丈夫になってきます。
Q.02子育てと在宅ワーク
- Q
- 育児にもだいぶ慣れてきたので、そろそろ仕事をしたいのですが、外へ出ることができないので、在宅での仕事を見つけようかと思っています。
- A
- 子育ての間は外へ出るのが大変なので、在宅で仕事をしている人はたくさんいます。在宅の仕事といってもいろいろありますが、ほとんど出来高制をとっているので、どの仕事でも納期というものがあります。いくら子育てが慣れてきたとはいえ、両立はなかなか難しいものなので、ご主人の協力や理解が必要となります。
仕事に追われると、家事がおろそかになったり、精神的にイライラすることも考えられるので、ご主人と十分に話し合ってから行動するようにしましょう。また、漠然と在宅の仕事と言っても、自分は何ができるのか、何をしたいのかを明確に決めることです。
Q.03復帰後の預け先
- Q
- 育児休業後の預け先に保育園を考えていますが、希望通りのところに入所できるか心配です。
- A
- 子どもの預け先として考えられるのは、児童福祉施設最低基準を満たしている認可保育園と、施設や保育者数による問題から基準に満たされていない無認可保育園が挙げられます。激戦区に住んでいるのなら認可保育園だけでなく、入所できなかったことも考えて無認可保育園も視野に入れておきたいものです。無認可保育園は格差が激しいので、認可保育園に見劣りしないものから、そうでないものまで千差万別です。
自分の目で確かめることはもちろんのこと、周囲の反響も聞いてみることをおすすめします。また、預け先を自宅近くにするか職場近くにするかも重要なポイントです。自宅近くにする主なメリットは、妻の変わりに夫も送迎できること。保育仲間と同じ小学校へ入学できること。仕事以外の理由で預けるとき便利なことが挙げられます。
また、職場近くにする主なメリットは、預ける時間が短くてすむため、通勤時間分を残業に当てられること。呼び出しがあったとき迅速に対応できることが挙げられます。そのほか、選ぶときには必ず見学をして、納得してから申請することが大切です。残業が多い職場の人や、病気になったケースに備えて、二重保育やベビーシッターさんも考えておくとよいでしょう。
Q.04復職後の母乳育児
- Q
- もうすぐ産休が終わり、職場へ復帰します。母乳育児を続けたいのですが、可能でしょうか?
- A
- 冷凍母乳に対応してくれる保育園もあるので、入所する保育園に問い合わせてみましょう。ただし、哺乳ビンを使用するため、入所前から哺乳ビンで飲めるように練習しておくことが必要です。保育園によっては、プラスチック製の哺乳ビンを指定するところもあるので、環境ホルモンが心配な人は、ポリプロピレンの哺乳ビンを選ぶことをおすすめします。復職すると、直接母乳をあげる機会が減るので、搾乳の必要があります。