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妊娠中の冷え対策・風邪対策

助産師さんからのメッセージ

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妊娠中の冷え対策・風邪対策

今回メッセージをいただいた助産師さん

茂木真貴子先生
母乳育児相談室
母乳育児相談室
〒357-0034 埼玉県飯能市東町25-11 ラ・グランディール103
FAX 0429-74-3738
(出張で不在の時があります。必ず予約してください。)
お休みは日曜と祝日(緊急の場合相談に応じます)
相談内容: おっぱいのトラブル 育児相談 アレルギー相談 
イトオテルミー療法(温熱療法)

※先生ご自身も母乳哺育では大変ご苦労をされた経験をお持ちで、その他育児全般に渡って親身になって相談にのってくださいます。

今回は母乳育児コンサルタントの茂木真貴子先生から、妊娠中の冷え・風邪対策についてお話をうかがいました。

<妊娠と冷え>
妊娠中に身体が冷えていると、お母さん自身だけでなくお腹の赤ちゃんにも悪影響があります。お母さんの感じる不調としては、お腹が張りやすい、腰が痛い、足がむくむ、足がつりやすいなどがあります。時には、切迫流産、切迫早産、逆子につながる場合もあります。また、身体が冷えていると痛みに対してとても鋭敏になってしまうので、陣痛があまりにつらかったり、有効な陣痛が続かずに時間のかかるお産になってしまう事もあります。
赤ちゃんに対しての影響としては、湿疹の出やすい体質になったり、神経質で泣くことの多い子になる傾向があります。本来丈夫な赤ちゃんは、肌がアカアカとしてつやがありますが、冷え性の場合には、肌に大理石文様が出て手足の末端が白っぽかったり、紫がかっていたりします。
自分が冷えているかどうか分からない時でも、お腹の赤ちゃんが重要なサインを送ってくれています。それは胎動です。お母さんのお腹が温かく居心地の良い時の赤ちゃんの胎動はゆったりとしていますが、冷えている時は激しく痛いほどにけったり、頻繁にしゃっくりをすることもあります。お風呂に入って温まっている時の胎動と冷たい物を食べたりした時の胎動と比べてみてください。

妊娠中の冷え予防のポイントは食事と服装です。食事はパン食よりもご飯食のほうが体温が上がります。生野菜・果物(特に南国で取れたもの)・冷たい飲み物は身体を冷やします。服装はとくに下半身を冷やさないように工夫してください。基礎体温が36.5度以上を保持できるとよいでしょう。

<家庭で手軽にできる冷え性対策>
足湯

バケツや洗面器に通常よりやや熱いお湯を入れ、自然塩一つまみを入れて足をつける。(くるぶしの上3〜4センチ位)バケツの代わりに発泡スチロールの箱などが利用できるとお湯が冷めにくくて便利です。

■下半身浴

入浴の際、バスタブにつかるとき下半身(みぞおちから下と思ってください)をよけいにあたためます。

■その他

日本では昔から妊娠中の冷え性に漢方も利用されてきました。実母散(じつぼさん)や中将湯(ちゅうじょうとう)です。漢方薬局で相談してください。

<妊娠中に風邪を引いてしまったとき>

まず日頃から身体を冷やさないように心がけることが大切ですが、ひいてしまったときには、勝手に薬を飲む事だけはしてはいけません。必ず医師に処方してもらってください。しかし風邪にたいしては薬に頼らなくても様々な手当て法があります。家庭でできる手当て法をご紹介します。まず第一に足湯をします。鼻水や悪寒が楽になり熱が下がりやすくなります。充分に足が温まってから次の手当てをしてみます。


■発熱

38度以下ならキャベツ湿布(硬い芯を取り除き薄い布に包んで枕の上に置く。あるいは頭を包む。)をする。これはインターナショナルな手当て法です。もっと高熱ならば豆腐湿布(豆腐を水切りし厚みを2分の1か3分の1にしてペーパータオルにくるみ、バスタオルを折りたたんだ上において枕にする。)をします。

■咳

レンコン(中ぐらいのもの5センチほど)をすりおろし、しぼって汁だけを利用します。レンコンの汁に葛粉少々を入れ、熱湯100〜150ccをいれてかき混ぜる。とろみがつかないときには弱火にかける。充分加熱されとろみがついたらショウガのおろし汁を2〜3滴入れ、塩か醤油で好みの味にして飲みます。

■喉の痛み

里芋湿布(里芋にかぶれる方はやめてください。ただし肌にオイルを塗って使用するとかぶれないこともあります。)が有効です。これは粉末の里芋粉として自然食品店に売っています。水を入れて良くこねるだけで使え便利ですが、かぶれ予防の為に、硬め(軟膏状)に作る事がポイントです。良くこねたものを布かペーパータオルに細長く塗り、上からも布かペーパータオルをかぶせ首に巻いて使用します。乾いてしまったら新しいものと取り替えます。緑茶や番茶でうがいするのも良いでしょう。


これらの手当て法は、長年にわたる多くの方々の体験から特に効果の高いもの、そして手軽にできるものを選んでみました。薬と違って妊娠の初期にも安心して使う事ができます。
アロマテラピーも大いに利用できますが、妊娠中は避けなければならない精油もありますので、専門家に相談してください。まだまだ色々な方法があると思いますが、手当て法の本を紹介しておきます。

「身近な食物による手当て法」
正食出版
TEL 06−6941−7432

「お母さんのあったかい手当て(子供とお母さん向けに)」
著者/王瑞雲医師
本の泉社
TEL 03−5800−8494
 

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