現在の状況をお伺いしました。出産後1年未満の方が最も多く、36%を占めました。次いで出産後1〜2年の方が25%、出産後2年以上の方が22%、そして妊娠中の方が合わせて17%いらっしゃいました。
「病産院主催の母親学級に参加した」という方が圧倒的に多く、51%を占めました。次に多かったのは、「市町村主催の母親学級に参加した」という方(32%)。3番目に「参加していない」という方(12%)。そして、育児関連企業と市民主催の母親学級はそれぞれ1%でした。
母親学級に参加した方に、その理由をお伺いしました。「初めての出産だから」参加したという方が58%いらっしゃいました。初めてのことには不安が伴うものですよね。次に多かったのは、「知識・心構えを身につけておきたい」という方(17%)。妊娠も出産も千差万別とはいえ、前もって知っていることで安心できることもあります。3番目には「病産院の先生・助産婦さんからの勧め」(11%)、そして「同時期に出産予定の妊婦さんと交流したい」(6%)と続きました。
母親学級に参加した方に、父親参加・同伴の学級についてお伺いしました。 「父親も参加した」という方が、過半数を超えて59%いらっしゃいました。意識の高さが感じられます。「あったけれど、父親は参加しなかった」という方は27%、「なかった」という方は14%でした。
母親学級で役に立った内容を、複数選択でご回答いただきました。一番役に立ったのは、「妊娠中の栄養・食事・体重管理」で、55%いらっしゃいました。妊娠中のその時、直接母体にも赤ちゃんにも影響する内容ですね。次に多かったのは「出産・入院の準備」(53%)。実際に必要なものを聞いて、物と心の準備をすることで、安心して過ごせることも多いと思います。3番目に多かったのは、「赤ちゃんのお世話練習」(45%)。おなかの赤ちゃんを迎える実感と、お世話をするイメージができることで、産後の育児に役立つのでしょう。4番以降は、「母乳の利点・お手入れ方法」(32%)、「呼吸法の練習」(29%)、「父親の赤ちゃんのお世話練習」(25%)、「父親の妊婦経験」(22%)、「妊婦体操・ヨガ」(22%)、「父親の出産補助練習」(9%)と続き、全体的に「役に立った」という回答の項目が多く感じました。
母親学級に参加していない方に、その理由をお伺いしました。最も多かったのは、「時間が取れなかった」(44%)という方です。お仕事をしていて、健診に行くので精いっぱい、という方も多いかもしれません。次に多かったのは「行こうと思わなかった」(15%)という方。地域によって、母親学級の内容も違うもの。魅力的に感じなかったのかもしれません。そして「これから参加する予定」(14%)、「体調が良くなかったから」(13%)、「上の子の時に行ったので」(7%)、「本やインターネットで情報がわかるから」(7%)、「場所が遠かった」(7%)と続きました。
市区町村の母親学級は3日間の日程で、赤ちゃんが生まれてくる様子や妊婦体操、沐浴の仕方、おっぱいマッサージ、呼吸法、出産のサイン等、より丁寧に説明を受けることができました。一番安心度が高かったです。病院の母親学級は、立会い出産の場合は両親共に参加が規則で、少人数制・妊娠前期と後期の2回ありました。ビデオで出産の様子を把握したり、主に病院内の案内や、入院時に必要な物の確認、出産直前の病院に連絡するサイン等の説明を受けました。そして育児関連主催の母親学級は遠出、かなりの混雑が予想されるので、安定期におすすめしたいです。先生の話の内容は少し難しかった記憶がありますが、出産のビデオは産院で見たものと大体同じでした。こちらは、色々な育児関連会社が協賛しているので、試供品やプレゼントが豊富で、帰りの荷物が倍ぐらいになっているほどでした。すごく役立つ物ばかりで、遠出したかいがありました!
ぜひオススメしたいのは、父親の妊婦経験です。つわりは体験できなくても、重さや動きにくさを分かってもらえると、普段の家事も手伝ってくれますし!何より、赤ちゃんがお腹の中にいるというイメージが伝わるので、参加できてよかったです!妊婦のような重りを付けて、階段を上り下りしたり、爪を切ったりしました。主人に聞いてみたところ、楽しかったし赤ちゃんの誕生が待ち遠しくなったと言っていました。実際、今、生まれて5カ月になりますが、本当によく世話をしてくれます。おかげさまでマタニティブルーとは無縁です(^0^)基本は、あれこもれもやって欲しい・手伝って欲しいとは思わないこと(笑)手伝ってもらえたらありがたい!感謝!そして口出しはしないこと(笑)にしています!
母親学級へ参加してよかったことは、妊婦さんについてよく知れたということです。私は初めての妊娠だったので、自分が妊婦でありながら何も知らず、妊娠中に気をつけなければならないこと、妊婦さんの体調管理の大切さなどを、母親学級で教えていただきました。教えてくださった先生は、早産、流産してしまった患者さんの病状の例なども教えてくれ、とても勉強になりました!妊娠中に注意したのは電車でなるべく座ることでした。母が言ってたのですが、電車の中で妊婦さんに席を譲らないといけないのは、妊婦さんが立ってるとつらいからということだけでなく、電車が急停車などしたら危ないからだそうです。それを教えてもらってからは電車で疲れてなくてもなるべく座るようにしました。
第一子妊娠時に、市主催のパパママ教室に参加しました。今の家に引っ越してからの妊娠で、地域のこともあまりわからず、もちろん友人もいなかったため、情報収集と友達作りができればいいなと思って参加しました。地元の方がたくさんいて、病院のこと、育児支援施設や政策のこと、保育園や幼稚園のことなど、地域の情報をたくさん知る事ができました。今、第一子は5才になりますが、そこで知り合った友達と、今でも仲良くしています。一般的な育児情報は、本や雑誌、インターネットでも十分な情報があると思いますが、地域に密着した情報を得たり、同じぐらいの子どもの友達を作るという面では、地域の母親教室はとてもいい場だと思います。
今の家へ引越してすぐの初めての妊娠出産で、分からない事だらけで、相談できる友人も近くにおらず、少しマタニティブルーになっていたので、母親学級に参加して、同じ週数の他のママや助産師さんのお話が聞けて気分がラクになりました。みんな同じような事で不安になっていたり、疑問に思っていたので、こんな事で悩んでるのは自分だけじゃないんだと分かり、安心もしました。本やネットで情報を得るのも大切ですが、生の声を聞ける母親学級は参加するといいと思いました。あと、パパ意識を高めるためにも、両親学級にも参加するといいと思います。参加してからパパの意識が変わったようで、お腹の子供によく話しかけるようになりました。
悪阻がひどくて出産直前まで体調が悪かったため、一人目の時に沐浴の回のみ参加しました。お人形を使って練習しましたが、実際と違って声をかけたりすることに違和感がありました。その他の回は参加していませんが、足りない知識に関しては、病院の助産師さんや友人からのアドバイスが役に立ちました。ただし沐浴に関して言うと、区の助産師さんと、病院の先生・助産師さんのアドバイスに違いがある点が少し気になりました(沐浴の時、顔を石けんで洗う・洗わないや、泡状の石けんを使うことの是非など)。そのため、結局は「習うより慣れろ」で、実際にやってみて自分のやりやすいように行いました。
区の母親学級に参加しました。一番の目的は、お友達作り。引っ越してきたばかりで周りに知っている人がいなかったのでママ友がほしいと思いました。でも元来、人見知りの私。四回の講習ではお友達と呼べる人はできませんでした。そして出産後、母親学級の同窓会があり、恐る恐る参加。みんなママになっていて思わず感動。それぞれ育児の悩みや楽しみを話し合って、すごく楽しい時間を過ごしました。その後、毎月一回集まっています。そうしているうちに、ママ友が自然にできました。今では、毎日のように遊んでいます。母親学級に参加して本当によかったです。
最初はどうせ出産後も病院で指導があるだろうし、いかなくてもよいかな?おなかも大きくなって、めんどくさいな・・・というのがありました。が、実際いってみると今妊娠中という同じ立場の人達と交流ができて、すごく小さいことでも、自分も不安だった!とか、あるある〜というような話で盛り上がり、母親学級後もみんなで集まりました。自分の周りにも出産をした人はいましたが、今まさに妊娠中!という人はおらず、同じ立場で疑問、悩みを話し合え心がすごく軽くなりました。今、徐々に誕生しているので、今度は妊婦仲間からママ友へと変わりつつあります。
病産院主催の両親学級・市町村主催の両親学級に参加する予定です。初めてですし、出産も育児も2人でするものと思っているので、夫婦で参加します。とはいえ、本当は母親学級にも参加したいところでしたが、仕事をしているため諦めました。昼から1〜2時間の学級を4回というスケジュールのようで、何度も仕事を休むほど必要ではないかな…と。共働きが多い中、もう少し市町村にも工夫を求めたいところです。時間を長くして、回数を減らしていただければ参加できるのに、残念です。参加できない分、インターネットを駆使して、学習しています。
初めての出産の時も、2度目の出産の時も参加しました。どちらのときも呼吸法などアドバイスをもらっていて、教室では冷静なので落ち着いて呼吸法を取り入れることができるんです。ただ、いざ出産間近になると呼吸法を落ち着いてできなくなりがちです。初めての時は呼吸法を簡単に考えすぎていたように思います。2回目の出産の時は、予定日少し前には意識して練習したりしていたし流れを把握できていたからか冷静にできましたが、やはり体で覚えるくらい日々練習しているといいのかなって思いました。
現在の状況をお伺いしました。出産後1年未満の方が最も多く、36%を占めました。次いで出産後1〜2年の方が25%、出産後2年以上の方が22%、そして妊娠中の方が合わせて17%いらっしゃいました。